世界遺産である石見銀山だけでなく、登山スポットとして人気の三瓶山などもあり緑が豊かな大田市。日本海に面しているため、海の幸にも山の幸にも恵まれています。そんな大田の恵みをご紹介します。
世界遺産である石見銀山だけでなく、登山スポットとして人気の三瓶山などもあり緑が豊かな大田市。日本海に面しているため、海の幸にも山の幸にも恵まれています。そんな大田の恵みをご紹介します。
島根県は穴子の漁獲量が3年連続日本一(2019年時点)。そのうちの約半分が大田市で水揚げされています。「一日漁」といわれる、日帰りの漁なので鮮度がいい状態で市場に出回るのが大きな特徴です。体長50㎝を超える大きなサイズが多いため肉厚で脂のりがよく、ぷりぷりとした食感で旨味が感じられます。加工品も多いのでお土産や贈り物にもぴったりです。
健康食品として注目されているえごまの種子を飼料にした「えごま玉子」。人間の体内で生合成できない必須n-3系多価不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、日々の健康づくりに最適です。無添加プリンや茶わん蒸しなど、農場内の自社工場でつくる高鮮度の鶏卵加工品も多数あります。
[問い合わせ先]
旭養鶏舎 直売所
住所/大田市波根町205
電話/0854-85-9001
営業時間/9:00~18:00
三瓶山麓の在来種である三瓶そば。朝夕の冷え込みが厳しい高原の気候が風味を育んでいます。三瓶のそばの実は小粒で引き締まっており、香りが豊か。濃く、深みがある味わいです。大量生産していないため、希少価値が高く、江戸時代から続く味を守り続けています。
日本海に面した大田市は海産物が豊富。特に漁獲量日本一を誇る穴子、日本海の高級魚・のどぐろやふぐの加工品が多彩で、一夜干しやみりん干しなどが揃います。板わかめ、パリパリに揚げた穴子の骨せんべいなどはそのまま食べられるので手軽な酒の肴になります。
島根県は、「古事記」の出雲神話に出てきたことから日本酒発祥の地といわれています。なかでも注目したいのは、150年以上日本酒を造り続けている若林酒造。島根県の契約農家から酒米を仕入れ、温泉津町内の山で湧いている岩清水を仕込み水にし、機械に頼らない酒造りをしています。現在市内には2つの酒蔵があり、若林酒造の「開春」、一宮酒造の「石見銀山」が人気銘柄。市内の飲食店で味わえるほか、道の駅 ごいせ仁摩などで購入できます。