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桜の名所として、古来より多くの人々を魅了してきた吉野町。この地の寒冷な気候と風土は、伝統食材の「吉野葛」や、ブランド木材「吉野杉」など、全国的にも有名な数々の特産品を育んでいます。自然の恵みと守り継いできた伝統から成る、吉野町自慢の「ええもん」4つをご紹介!

文/旅色編集部

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自然と伝統が育む特産品 吉野町のええもんガイド

柿の葉寿司

今も昔も愛される 吉野に伝わる郷土料理

塩で締めた鯖を酢飯に添え、柿の葉で包んだ名物。吉野には、柿の葉寿司の名店が軒を連ねます。かつて流通未発達の頃、海産物の保存方法として生まれた柿の葉寿司は貴重なハレの日の御馳走でした。鮮魚が容易に入手できる今でも郷土の味として根づいており、夏は青葉、秋は紅葉の葉を使用したり、鯖だけでなく鮭をネタに使用したりと変化しながらも受け継がれています。ネタと酢飯と柿の葉の一体感を味わってみてはいかが。

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くずバー

新食感がくせになる!? 色とりどりの溶けないアイス

アイスなのに溶けない不思議なスイーツ「くずバー」。溶けない秘密は、吉野葛を使っているから。見た目はアイスそのもので、いちご・ぶどう・パイン・柑橘・ラムネなど、多彩なラインナップを楽しめます。凍らせた葛の食感はもちもちで、フルーツはシャリシャリ。溶けても葛特有のぷるぷる感を味わえます。くせになること間違いなしの食感をもつ逸品は、見た目も華やかで贈り物にもおすすめです。

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自然と伝統が育む特産品 吉野町のええもんガイド

吉野正宗

同じお米でつくられる 3種の日本酒を飲み比べ

北岡本店・北村酒造・美吉野醸造の3つの老舗酒蔵が同じお米を使ってつくる清酒ブランド「吉野政宗」。吉野を盛り上げる取り組みとして、3酒蔵と米の生産者、町が一丸となり、2021年に誕生した新銘柄です。町内の「遊休農地」で育てた酒米「吟のさと」を使用して、3つの酒蔵がそれぞれの味わいに仕上げています。3種それぞれ酸味と奥行きのある味や、香りたつ仕上がり、果実感のあるニュアンスのものなど異なった味わいが魅力。飲み比べをして味の違いを楽しんでみてはいかが。

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“木のまち”吉野の木工品

木のぬくもりを生活に暮らしに寄り添う吉野材

雨が多く樹木が育ちやすい気候の吉野は、高品質な木材が生まれる “木のまち”として有名です。心地よい暮らしをつくりだす吉野材は、長年にわたり間引きで調整しながら育てるため年輪が均一。使い込むことで味わいが増し、暮らしに合わせて棚やベンチ、机などとカスタマイズしながら使用できます。また、一風変わった丸い木玉の積み木は、無塗装・無漂白の安心・安全なうえ、見た目もかわいらしく贈り物としても人気です。

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吉野町のふるさと納税も要チェック!

手間ひまかけてつくられ、吉野町で長く愛される特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっています。風光明媚な自然と歴史に思いを馳せながら、自宅でも“吉野ブランド”を堪能してみませんか?

吉野町ふるさと納税のページを見る

山本美月さんが案内する、1泊2日でいく吉野町の旅

第二の故郷をここに吉野町で働く・暮らす

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