【東京都】今年の年末年始は深大寺へ! ニューオープンのフルーツサンドや歴史深い温泉などを巡る日帰り親子旅

東京都

2023.12.13

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【東京都】今年の年末年始は深大寺へ! ニューオープンのフルーツサンドや歴史深い温泉などを巡る日帰り親子旅

8歳の息子と4歳の娘を連れて親子旅を楽しむ旅色LIKESライターのトシです。今回は東京都調布市にある「深大寺(じんだいじ)」へ行ってきました。厄除けや縁結びの御利益のほか、そばも有名な深大寺エリア。「焼き肉きんぐ」などを展開する企業が新たに手がけるカフェ業態の1号店が今年オープンしたばかりでもあり、化石温泉もある魅力的なエリアでもあります。新しい一年の始まりをいいスタートが切れるように、年末年始の観光スポットとしてもおすすめです。

目次

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静かな雰囲気漂う「深大寺」と、活気あふれる「仲見世通り」

お馴染みの妖怪に会える「鬼太郎茶屋」

子連れにもおすすめな「果実屋珈琲」の絶品フルーツサンドを堪能

旅の締めは関東屈指の黒湯 「深大寺天然温泉 湯守の里」へ

さいごに

静かな雰囲気漂う「深大寺」と、活気あふれる「仲見世通り」

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深大寺の釈迦如来像は東日本最古の国宝仏

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大黒様と恵比寿様は2006年に遷座されたもの

日本最大厄除大師で有名な深大寺は、縁結びの御利益があることでも知られています。東京都心から車で30分ほど、電車の場合は京王線特急で新宿駅から調布駅まで25分ほど、調布駅からバスで20分ほどの場所にあります。
深大寺は、なんといっても立派な門や重厚感のある建物が見どころ。境内は静寂な空間が広がり、歴史と伝統を感じながら子どもたちも興味津々でお寺巡りを楽しんでいました。

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藁を編んで作られた作られた参拝土産「深大寺赤駒」(1,500円〜)。昭和初期から続く民芸品で現在は休み処「あめや」でしか手に入らないんです

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例年3月に開催される深大寺最大行事「厄除元三大師大祭・だるま市」は日本三大だるま市の一つとして有名

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仲見世通りに並ぶ陶磁器

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創業50年を超える蕎麦屋「深大寺 青木屋」

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食べ歩きには名物そばまんじゅうとそばだんごがおすすめ

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境内マップ

お寺前の仲見世通りも情緒があって観光客で賑わっていました。昔ながらのおもちゃや陶器のほか、そばまんじゅうやお団子、おでんなどのグルメも多く目移りしてしまいます。深大寺は蕎麦が有名で、蕎麦巡りができるほどお蕎麦屋さんが連なっています。多くのお店では深大寺ビールも楽しめるそうです。

◆深大寺
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
電話:042-486-5511
営業時間:9:00~17:00(季節により変動)
定休日:無休

深大寺 公式ホームページはこちら

お馴染みの妖怪に会える「鬼太郎茶屋」

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瓦屋根の上にある下駄が印象的

深大寺でもう一つ見逃せないのが、鬼太郎ファンにはたまらない「鬼太郎茶屋 調布市深大寺」。調布市は漫画家・水木しげるの第二の故郷ともいわれ、水木マンガの生まれた街として知られています。そんな調布市の中でも緑豊かなエリアである深大寺に代表作『ゲゲゲの鬼太郎』を登場させることで、人間や妖怪だけでなく、鳥や動物や虫たち、地球上に住むすべての生き物が自然と共存していることを表現しているんだとか。

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入口では鬼太郎がお出迎え

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お馴染みの妖怪たちが勢揃い

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駄菓子屋のようなどこか懐かしい雰囲気が漂う妖怪ショップ

築60年余りの木造建築の外壁には鬼太郎をはじめお馴染みの妖怪たちの姿があります。1階には鬼太郎グッズや水木しげる先生の著書などが並ぶ「妖怪ショップ ゲゲゲの森」と「妖怪喫茶」が。一反もめんの茶屋サンデー(900円)や目玉おやじの栗ぜんざい(650円)、ぬり壁のみそおでん(400円)など、ユニークなメニューが味わえます。2階には水木ワールド全開の「妖怪ギャラリー」もあって多くの人で賑わっていました。深大寺ならではの風情と、お馴染みの妖怪たちとのふれあいが、旅をより特別なものにしてくれました。

◆鬼太郎茶屋 深大寺
住所:東京都調布市深大寺元町5-12-8
電話:042-482-4059
営業時間:10:00~17:00(OS16:30、ギャラリー最終入場16:45)
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日

鬼太郎茶屋 深大寺店 公式ホームページはこちら

子連れにもおすすめな「果実屋珈琲」の絶品フルーツサンドを堪能

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まるでホテルに来たみたい! セルフサービスのフルーツウォーター

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温かみのある雰囲気

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外観はシックでモダンスタイル

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2023年6月30日にオープンした果実屋珈琲。「自然の恵みを贅沢に」がコンセプトのカフェで新鮮なフルーツを贅沢に使ったフルーツサンドが有名です。店内は明るく開放感があり、木材をふんだんに使用した温もりのある雰囲気に居心地のよさを感じます。座席一つ一つが広々としているため、子連れでもゆったりとした時間を過ごせます。
フルーツは冷凍ものを使わず、毎朝糖度を確認して一定以上の甘さのフルーツのみを使用。クリームは生クリームとマスカルポーネを合わせてコクのあるクリームに仕上げ、パンは国産小麦を使って毎日店内で焼き上げているそうです。今回は、おすすめの「フルーツミックス」(1,298円)のほか、「名物 かにサラダ」(1,408円)、「はみでる! ロースかつサンド」(1,199円)、季節限定のシャインマスカットサンドを注文。「ハーフ&ハーフ」で注文すれば30種類以上の組み合わせを楽しめます。

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サンドイッチのボリュームにびっくり

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この美しい断面は必見

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伝統工芸士が手書きで制作した波佐見焼 洸琳窯(こうりんがま)のオリジナルカップ

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入口付近には本日使用されているフルーツが展示されています

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サンドイッチやゼリーなどテイクアウトメニューも豊富です

注文してまもなくサンドイッチが運ばれてきました。期待通りの“萌え断フルーツサンド”は、カラフルで美しく、子どもたちの表情が一気に明るくなりました。色々な種類のサンドイッチが並ぶテーブルで、どれから食べようかという何気ない会話がとても幸せに感じました。
「フルーツミックス」はフルーツそのものの甘さはいうまでもなく、フルーツ本来の味を邪魔しない、絶妙な甘さのクリームとのバランスが最高で、大人も楽しめる一品でした。生豆選びから焙煎までこだわり、オリジナルカップでいただく果実屋ブレンドコーヒーとよく合います。「名物 かにサラダ」は、ごろっと入ったカニにシャキシャキのコールスローがよく合います。
こだわりのフルーツサンドや生絞りモンブラン、焼きたての自家製食パンなど、トレンドを押さえたメニューが豊富で、オープン以来行列が絶えないのも納得です。親も子も贅沢なひとときを過ごすことができました。

◆果実屋珈琲
住所:東京都調布市深大寺東町1-1-1
電話:042-452-8868
営業時間:8:00~18:00(LO17:30)
定休日:年末年始

果実屋珈琲 公式ホームページはこちら

旅の締めは関東屈指の黒湯 「深大寺天然温泉 湯守の里」へ

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数万年前の海水に有機物が溶け込んだ「化石温泉」

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天然温泉以外にも4種類の岩盤浴やお食事処、もみ処やエステもできます

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旅の締めくくりに訪れたのは「深大寺天然温泉 湯守の里」。老舗旅館のようなシックな佇まいに風情があり、温泉は地下1,500mから汲み上げられる弱アルカリ性のナトリウム塩化物炭酸水素温泉が使用されています。泉質は黒湯で、湯に溶け込んだミネラル分が肌に良い効果をもたらすのだとか。9種類の天然温泉が楽しめ、竹・炭・波動石を活用した天然素材の浴槽や、プロジェクションマッピング付きの浴槽などがあります。大の温泉好きの我が子は、滝見露天風呂や洞窟風呂(男性のみ)、高見檜風呂(女性のみ)など様々な露天風呂を満喫しました。
温泉の後は併設のレストランで深大寺蕎麦や季節の野菜を使用したおいしい料理に舌鼓。健康維持にもってこいの温泉です。

◆深大寺天然温泉 湯守の里
住所:東京都調布市深大寺元町2-12-2
電話:042-499-7777
営業時間:10:00~22:00
定休日: 無休 ※メンテナンスによる臨時休業あり
料金:平日 大人1,080円 幼児・小学生650円、土・日・祝日、繁忙期 大人1,180円 幼児・小学生750円 ※60分以内のコースや21時以降は別料金設定有

深大寺天然温泉 湯守の里 公式ホームページはこちら

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今回の旅では、深大寺を起点に親子で歴史を感じながら、おいしいフルーツサンドや天然温泉に癒される贅沢な時間を過ごしました。深大寺は深大寺蕎麦や厄除け・縁結びの御利益があることでも有名なスポット。年末の年越し蕎麦や年始の初詣にもおすすめです。新たな年をいい形でスタートが切れるように日帰りで楽しむ旅先としていかがでしょうか。

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#温泉 #カフェ #東京都 #親子旅 #日帰り旅 #深大寺

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東京都在住、2児のパパ。普段は会社員をしながら時間とお金の許す限りまだ小さな子ども達と旅へ。旅先での異文化体験や交流を通じて、旅の醍醐味を味わいながら感性豊かに育てたい私の「親子旅」を紹介します。

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