旅を愛する旅色LIKESメンバーに聞いた! 名古屋市のおすすめスポット7選
電子雑誌「旅色」の有料ファンコミュニティ「旅色LIKES(ライクス)」。旅好きなメンバーが多く、イチオシのお出かけ情報や最近旅した 思い出などの投稿が常に飛び交っています。そんな旅に精通しているLIKESメンバーに名古屋市でおすすめのスポットを紹介してもらいました。旅の参考にしてみてはいかがでしょうか?
目次
スーパー銭湯発祥の地・名古屋市でのんびり過ごそう/らくスパガーデン名古屋
実は、名古屋市は日本で初めてスーパー銭湯ができた場所で、現在も市内にはスーパー銭湯がいくつもあるんだとか。そんな市内に数あるスーパー銭湯の中でLIKESメンバーのみっちゃんがおすすめしてくれたのは「らくスパガーデン名古屋」。内風呂・露天風呂の数が多いだけでなく、超小型プラネタリウム「MEGASTAR CLASS」を使用したサウナや、漫画やコーヒーを片手にアウトドア気分が楽しめる共有施設など、お風呂に入るだけじゃない魅力が盛りだくさんの施設です。
一期生:みっちゃんさん
「株式会社極楽湯が運営する『RAKU SPA』というブランドのスーパー銭湯です。名古屋へ行った際は必ず立ち寄ります。10種類のお風呂とサウナに5種類の岩盤浴があるほか、200種類以上のフードメニューが味わえ、45,000冊以上のコミックが読み放題できるのでいつまでも滞在できるんです。さらに、エステやヘアカット、完全個室ワークスペースもあるのでいろんなシーンで使えますよ。近隣駅から無料送迎バスも出ているのでおすすめです」
◆らくスパガーデン名古屋
住所:愛知県名古屋市名東区平和が丘1-65-2
電話番号:052-769-1126
営業時間:日~木曜日・祝日 9:00~翌2:00(最終受付 翌1:00)、金・土曜日・祝前日 9:00~翌8:00(最終受付 翌1:00) ※朝風呂は土・日・祝日の5:00~8:00(最終受付7:30)
定休日:無休
料金:平日 大人1,958円、子ども660円、土・日・祝日 大人2,618円、子ども770円 ※その他料金詳細はHPにて要確認
タワーの中に泊まる!? ここでしかできない特別体験/THE TOWER HOTEL NAGOYA
2020年に、国の重要文化財である名古屋のランドマーク「中部電力 MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)」の中にできた世界初のタワーホテルです。また、愛知県で初めて※SLHに認定されたホテルでもあります。客室は全部で15室。タワーに泊まれる、という非日常感だけでなく、東海地方にゆかりのあるアーティストの作品や地産地消の食材を使用した郷土料理を通して、東海地区で生まれたものの魅力を発信していることが話題を呼んでいます。
※SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド):「小規模かつ世界最高峰のラグジュアリーホテル」と認められたホテルのみ加盟できる名誉ある称号。現在、世界で520軒以上のホテルが認定されています。
LIKESメンバー:yuriさん
「実際にタワーを支えている鉄骨がむき出しになっているのが特徴的な客室があるホテルです。タワー上部にある展望台は一般の方も入れますが、22時~26時までは宿泊者のみ見学可能。専用のフロアに秘密のエレベーターがあり、そこから展望台へと上がれるんです。タワーに泊まっているんだ! というここだけの特別感を感じられます。また、アートにもこだわりがあるホテルで、客室だけでなく、禁煙室にはあの世界的アーティスト・奈良美智さんのイラストが。ほかにも、お洒落な空間で味わうおいしい食事や、目でも楽しめるウェルカムスイーツなど、見どころがたっぷりです」
◆THE TOWER HOTEL NAGOYA
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15
営業時間:チェックイン 15:00~、チェックアウト ~12:00
旅好きが集まる自家製ベーグルがおいしいカフェ/TABI CAFE
全国的にも有名な観光スポット「熱田神宮」の近くにあるカフェです。「旅」をテーマにしており、日本・アメリカ・北欧・アジア・ハワイ・アフリカの6つの地域に席が分かれています。店主自身が集めたものだけでなく、お客さんが持ってきたお土産も所狭しと並んでいます。メニューもたくさんあり、「天然酵母の自家製ベーグルとハーブチキンのプレート」「手仕込み函館スープカレー」のほか、パスタもうどんもそろいます。プレートメニューについてくるベーグルは日付限定でお持ち帰り販売も行っているそうですよ。
八期生:たっしーさん
「店内には旅雑誌や各国の雑貨などがたくさんあるほか、お客さんたちが書き込んでいく旅ノートが置いてあります。これを読むのが楽しいんです。先日は『ポーランドにはピアノが流れるベンチがある』というのを旅ノートで読み、いつか行ってみたいなと思いました。トイレも面白いので、行かれる時はぜひ覗いてみてください!」
◆TABI CAFE
住所:愛知県名古屋市熱田区三本松町7-18
電話番号:052-769-1126
営業時間:11:00〜16:00、17:00〜21:00(土・日・祝日は〜20:00)
定休日:月曜日、第1・3日曜日
名古屋市のせんべろと言えばここ/伏見地下街
1957年に開業した地下街で、名古屋市営地下鉄東山線の伏見駅に直結しています。当初は「長者町地下街」という名前であまり栄えていなかったそうですが、21世紀なってから若者の間で「昭和レトロブーム」が流行りだして以降、再度注目され一気に飲み屋の出店が増え、現在は呑兵衛たちに愛される地下街になっています。伏見地下街の特徴は1,000円程度で利用できる「せんべろ」や立ち飲み屋が多いこと。地下に何軒も並んでいて、駅にも直結していることから、手軽にはしご酒できる場所として人気です。
一期生:トシさん
「昭和レトロな飲み屋街で、せんべろ・角打ち・はしご酒が楽しめる名古屋を代表するグルメエリアです(写真2枚目と3枚目は地下街近くのおすすめ店なので、はしご酒してみては?)。全長240mの地下街に約40の小規模店舗が並び、昔の懐かしさだけでなく新しさも感じられます。昭和レトロな飲み屋街と聞いていたのでサラリーマンばかりかと思っていましたが、意外と若者や女性も多く、オープンな小規模店が多いため、お酒を通じて人と人が触れ合う素敵な場所でした! 昭和の懐かしい雰囲気のなかに新しさも感じられて、後世にも愛されて受け継がれていく場所なんだろうなと思います」
◆伏見地下街
住所:愛知県名古屋市中区錦2丁目13-24号先
地元にゆかりのあるアイテム・本が勢ぞろい/オミャーゲ名古屋・NAgoya BOOK CENTER
2021年にオープンした「オミャーゲ名古屋」。名古屋弁で「お土産」を意味する「おみゃーげ」の通り、ここでしか買えない名古屋土産を販売しているセレクトショップです。地元らしい商品やお店のオリジナル商品などを販売しているほか、その場で食べられる和菓子屋さんやオリジナルTシャツが作れる工房などもあり、一味違ったお土産をゲットできるはずです。
「オミャーゲ名古屋」の翌年にできた「NAgoya BOOK CENTER」も地元を大切にしているお店で、“名古屋超特化型”の書店を目標に、名古屋にまつわる書籍を扱っています。地元の人でも知らないような情報も揃っているため、観光客でなくても楽しめます。また、本棚の貸し出しを行っており、棚の持ち主が所有している本やレコードの販売ができるようにもしています。
五期生:長月あきさん
「オミャーゲ名古屋は、元旅館だった古いビルをリノベーションした名古屋土産のお店。名古屋土産といっても販売している土産物はとてもユニーク。東海地区の作家やアーティストの作品およびオリジナル商品など、ここでしか購入できないお土産を集めています。こじんまりしたお店ですが、特別な方に、ありきたりの名古屋土産以外のものをお探しの方におすすめです。
オミャーゲ名古屋と同じオーナーさんがオープンさせたNAgoya BOOK CENTERも50年以上前に建てられたビルをリノベーションされています。店内は、名古屋を舞台にした小説や、名古屋にゆかりのある作家の作品、名古屋を深掘りしたガイド本など、名古屋・愛知県に関する本だけを集めています」
◆オミャーゲ名古屋
住所:愛知県名古屋市中村区竹橋町4-3 ホリエビルANNEX 1F
電話番号:052-526-5446
営業時間:10:00〜19:00
定休日:日曜日・祝日
◆NAgoya BOOK CENTER
住所:愛知県名古屋市中村区椿町12-12 ホリエビル 1F
電話番号:050-5532-3900
営業時間:10:00〜19:00
定休日:日曜日・祝日
名古屋市に来たならグルメはマスト! ニンニクたっぷりで心も体も元気になる/ベトコンラーメン
もともとは愛知県一宮市の「新京」というお店で誕生したベトコンラーメンは、いまや一宮市だけでなく、名古屋や東海地方で愛されるご当地ラーメンのひとつになっています。さまざまなお店で提供されるようになりましたが、特に名古屋市に旗艦店がある「新京名古屋伏見店」がおいしいんだとか。
一期生:なおさん
「きしめんに味噌煮込みうどん、天むすにひつまぶしと枚挙にいとまがない名古屋飯ですが、新京のベトコンラーメンはご存じでしょうか。一宮発祥ですが検索するとほかにもベトコンラーメンを提供するお店が出てきます。大量のモヤシにニラは唐辛子をまぶして炒めてあり、それがスープに染み出て辛いんだけどうまい! というラーメンです。ごろっとはいっている大量の丸ごとニンニク。こんなにニンニク食べて大丈夫だろうか……と心配しましたがにおいも気にならず、すべていただくことができましたよ」
◆新京名古屋伏見店
住所:愛知県名古屋市中区栄2-9-5 東海ビルB1F
電話番号:052-209-6922
営業時間:11:30~13:45、17:30~21:30
定休日:日曜日・祝日
おわりに
旅好きなLIKESメンバーならではのコアな情報が多く、知らなかった名古屋市の一面が分かったのではないでしょうか。ほかにも、旅色では名古屋市をピックアップした特集を公開中です。ぜひ、本記事と併せてチェックして、次の旅の参考にしてくださいね。