【通販で人気！ 】お取り寄せチョコレートケーキ27選

チョコレートケーキの種類

チョコレートケーキと一口に言ってもさまざまな種類があります。ここでは代表的なケーキをご紹介します。

濃厚な大人の味、ザッハトルテ

19世紀のウィーンで生まれた、ダークチョコレートを使ったトルテ（菓子）。本場ウィーンでは「サハトルテ」「サッハートルテ」とも呼ぶようです。オーストリア王政を築いたハプスブルク家御用達のチョコレートケーキといわれており、その貫禄は他のチョコレートケーキとは一線を画します。

たっぷりのココアを入れて焼き上げたチョコレートスポンジに、酸味のあるアプリコットジャムを塗り、その上からチョコレートを美しくコーティングしたケーキは、気品漂う見た目と、濃厚な味わいを楽しめる、まさにチョコレートケーキの王様。

甘さ控えめの生クリームを添えていただくのが、正式な食べ方です。本格派や高級志向のチョコレートケーキを好む方への贈り物にも適しています。

2種類の食感が楽しめる、フォンダン・ショコラ

フランス生まれのチョコレートケーキで、フォンダンには「溶ける」という意味があります。チョコレートケーキ生地の中に、ガナッシュ（生クリームとチョコレートを合わせて作ったクリーム）を入れて焼き上げた、このケーキの楽しみ方は主に3つ。まず一つ目は、温めていただくこと。電子レンジで軽く加熱したり、オーブンでリベイクしたりしてケーキを温めると、中に入れたガナッシュがやわらかくなります。フォークで生地を割ると、中からチョコレートが流れ出して、とろけるような至福の食感を楽しむことができます。

二つ目は、冷やしていただくこと。冷蔵庫で冷やすとひんやりとした口当たりになりますが、ガナッシュが口の中で少しずつ溶けはじめて、食感がさまざまに変化します。冷たい生地とガナッシュのとろけるようなハーモニーは感動的です。

そして三つ目は、常温でいただくことです。温めたとき、冷やしたときとも違う食感で、常温ならではの美味しさを発見できるでしょう。購入したケーキが小分けの場合は、それぞれ食べ方を変えてみるのもおすすめです。

ガトーショコラ

直訳すると「焼きチョコレート」のことを指す、ガトーショコラ。オーブンを使って焼き上げるフォンダン・ショコラも、ガトーショコラの一種ですが、フォンダン・ショコラの食感が中に生っぽさを残しているのに対し、ガトーショコラは中までしっかり火が通っているのが特徴です。比較的日持ちしやすく、賞味期限が長いため、贈答品にも適しています。誕生日やパーティなどには、大きなホール型やパウンドケーキ型、贈答品には小分けタイプがおすすめです。

テリーヌショコラ

長方形のテリーヌ型を使って焼き上げたケーキのこと。ショコラテリーヌとも呼ばれます。焼き上げて仕上げる点では、ガトーショコラの一種ですが、生地の主な材料は、チョコレート、卵、バターで、小麦粉を使わないため（レシピによって小麦粉をつなぎで使っているものもあります）、前菜のテリーヌのような濃厚でなめらかな食感の生っぽい味わいを楽しめるケーキです。

生チョコのようなとろける食感のため、冷やして食べるのがおすすめですが、フォンダン・ショコラのように温度で食感が変わるので、軽く温めたり、冷やしたりしてもいいでしょう。とても柔らかいため、切り分けるときは包丁を温めておくと、キレイな切り口になります。リッチな食感が人気で、高級志向の方にも好まれるケーキです。

チョコレートケーキのおいしさを左右するカカオ

チョコレートケーキのおいしさのカギを握るのが、チョコレートの主原料となる「カカオ」。このカカオやミルクの割合によって、ほろ苦さも甘みも、味わいも異なります。

おいしさのカギを握る、チョコレートの原料「カカオ」

チョコレートケーキのおいしさの要となる、チョコレートの主原料はカカオ（豆）です。採取されたカカオ豆は発酵されたのち、乾燥させて焙煎（ロースト）。粉砕して外側の皮と「カカオニブ」に分けられ、そこからチョコレートのもととなる「カカオマス」を作ります。このカカオマスに、ココアバターや砂糖を加え、コンチング、テンパリングなどといった工程を加えれば、チョコレートケーキの材料となる板チョコの完成です。

チョコレートのおいしさを左右するのはカカオ豆の産地だけはなく、発酵や乾燥、焙煎といった製造工程も深く関わっています。チョコレートケーキを選ぶ際は、材料であるチョコレートがどんなもので、どこのメーカーのものかも味の判断材料になります。最近では、安全性や美味しさにこだわり、カカオ豆の選定から板チョコレートまでにする工程を一貫して行う「Bean to Bar」のお店も注目されています。なお、チョコレートはカカオの割合で以下のように分類されています。

本格派のビターチョコレート

カカオ本来の味を純粋に楽しめるのが、ビターチョコレートです。カカオマスに砂糖を加えただけで、ミルクパウダー（乳粉）などが入っていないため、カカオの香りやほろ苦さを味わうことができます。一般的にはカカオが40％～60％を占めるチョコレートで、ダークチョコレートやブラックチョコレートとも呼ばれています。

脂肪分が少なく、またカカオの本来の味わいを堪能できるので、ダイエットを目指す方や、本物志向な方にも愛されています。

誰もが好きな、ミルクチョコレート

カカオマスに砂糖、ミルクパウダーなどを加えたのが、ミルクチョコレートです。最も一般的にチョコレートと認知されているのが、このチョコレートといえるでしょう。カカオの分量は、一般的にはビターチョコよりも少なめの20%～40％とされています。砂糖やミルクパウダーが多めに入ったものは、子どもにも好まれる味です。

風味づけにバニラなどのフレーバーをつけているものも。さまざまな味の中からお気に入りを見つけてみましょう。

なめらかな味わいのホワイトチョコレート

ココアパウダーを製造する際に残ったココアバターを使って作られるのが、ホワイトチョコレートです。主な材料は、ココアバター、砂糖、ミルクパウダーで、カカオを含まないので、色はオフホワイト。カカオ特有の香りやほろ苦さは感じられませんが、その分、他の素材と合わせやすいのが特徴です。

イチゴと合わせたストロベリーチョコや、抹茶と合わせた抹茶チョコなど、ホワイトチョコをベースにしたさまざまなフレーバーがあります。フルーツベースの甘いものは、子どもも好きな味です。

注目をあびている、チョコレートの健康効果

チョコレートの成分は主に「カカオマス」と「砂糖」でできています。このカカオマスには、ポリフェノールや食物繊維ミネラルを含有。中でも豊富に含まれるカカオポリフェノールは、高い抗酸化作用や抗ストレス作用があると言われており、その健康効果に注目が集まっています。そんなチョコレートの効果を思い浮かべながら、チョコレートケーキでのティータイムも楽しんでみては？

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お気に入りの「運命のチョコレートケーキ」を見つけましょう

日持ちするベイクドタイプのチョコレートケーキだけでなく、冷凍技術の向上により、今までは難しいとされていた生チョコレートケーキも通販で気軽に楽しめるようになりました。誕生日、ギフト、自分へのごほうびなど、シーン別にあれこれ取り寄せて、お気に入りを見つけてくださいね。