《九州編》
自然豊かな阿蘇・南小国の閑静な山奥に佇む、“ゆとり”にこだわった大人の隠れ宿。約6,000坪という広大な敷地にありながらゲストは1日7組のみ。趣が異なる客室はすべて離れで、和室タイプと和洋室タイプが用意されており、大人4~5人が同時に入れる広々として風情ある内風呂を完備。さらに、宿の敷地内の高台にある貸し切りの展望家族風呂が人気で、2017年春にケーブルカーが設置された。清々しい早朝や日中の利用がおすすめだ。阿蘇の自然美を堪能しながら極上の湯に癒されたい。
旅の目的は人それぞれですが、食事が目当ての旅も楽しいですね。鱧やカニなど、その時季に旬を迎える魚介や、筍や松茸などの山の幸など、その土地でいただく名物の旬の味覚は、ほかでは得難いものです。また、熟練の料理人が腕を振るった見た目も美しい会席料理や、名シェフが素材からこだわって仕上げた芸術品のようなひと皿など、一度は食べてみたいと思う料理はたくさん。プライベートな空間で、そんな美食を存分に堪能しましょう。
別府の奥座敷、昭和元年創業の純和風旅館。四季折々の自然に抱かれる約6,000坪の広大な敷地内に点在するのは、わずか11棟の客室。金脈が静かに眠るというこの地に、いつの頃からか湧き出したという“金の湯”が、訪れる人を癒す。その豊かな効能は、男女別露天風呂のほか、客室専用の内湯や露天風呂にて、掛け流しで堪能できる。また、旬の幸と豊後の幸を活かした月替りの懐石料理も愉しみのひとつだ。木や花、鳥の声、清流のせせらぎ……。自然を五感で感じながら、ゆるりと心の浄化を。