《近畿編》
平安時代の初めに弘法大師(空海)によって開かれた、真言密教の聖地・高野山。その中央に立つ、参拝に便利な宿坊には見事な庭園があり、どの部屋からも風情ある景観を愉しめる。春は枝垂れ桜、夏は高野山に初夏を告げるシャクナゲなどが咲き、散策も可能だ。伝統的な“お勤め”と呼ばれる朝の勤行は、身も心も引き締まる貴重な経験となるだろう。写経の体験もあるのでぜひ問い合わせを。食事は伝統的な精進料理を部屋でいただくスタイル。男女別に大浴場があり、裏山の清水を湧かしている。
そびえ立つ山々や季節によって姿を変える景色、幻想的な雲海など、大自然のなかでのんびりできるのが、山を望む絶景宿の魅力です。客室から富士山や羊蹄山、由布岳、浅間山など、日本の名峰を眺められるのは贅沢のひとこと。雄大な自然に癒やされて、身も心も透き通りそうです。春は桜や菜の花、夏は青々とした田園風景、秋は山々を染める紅葉の錦など、四季折々の自然を感じられるホテルや旅館は、全国でも人気があります。
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