《石川編》
“漆と和紙と畳の調和”をコンセプトに、能登の素朴な風情と輪島の漆の家具や小物を配置。輪島らしい寛ぎと癒しの空間を創造する宿である。館内は全館畳廊下なので、和の趣深さと上質な空間が随所に広がる。2011年6月に世界農業遺産に認定された能登の里山・里海で育まれた四季折々の味覚は、創作会席「能登味彩」として味わえる。料理は地元輪島塗の器に盛られ、風味だけでなく、その華やかさに旅人の五感は刺激を受けるだろう。ゆるやかな時と優雅なもてなしを隅々まで堪能したい。
大切な人との距離を縮め、ワンランク上の贅沢な旅の時間を過ごせる露天風呂付客室。プライベートな空間でゆったり湯浴みをし、周囲に気兼ねすることなくふたりだけの時間を過ごせば、きっと思い出に残る旅になります。露天風呂のあるロケーションやシーンで選ぶのもポイント。絶景の海をふたりで眺める露天風呂や、満天の星を眺めながら湯浴みする山あいの湯、冬場なら雪見の露天風呂など、いずれもドキドキが止まらなくなりそうです。
全 2 施設
開湯1300年を誇り、北陸の温泉郷としては最も長い歴史を有する、加賀・粟津温泉。「旅亭懐石 のとや」は地下50mから湧き続ける自家源泉を約700年使用する北陸屈指の老舗高級旅館。特に広大な離れ貸切露天風呂は宿の自慢だ。客室は貴賓室や露天風呂付客室など、目的や用途に合わせて選べるのも嬉しい。食事は鮮度抜群の「加賀じわもん蒸し懐石」や活ガニ一杯使用の「活カニすき懐石」などボリューム満点。一期一会に真心込めたもてなしに温もりを感じる、また訪れたくなる宿だ。