《奈良編》
世界遺産、大峯山の麓に立つ宿は、創業350余年という歴史が何ともいえない風情を醸し出している。洞川温泉は、かつて大峯山に向かう修行者を癒やしたとされ幅広い効能を持つ。この宿では、それに陀羅尼助の原料、オウバクなどを入れた洞川唯一の“漢方の湯”に、バブルの効果を加えて堪能でき、超音波風呂では、ジェットバスの効果で体がほぐされる。疲れを流したら、鹿肉や猪肉、アユなどを使った地元の料理に舌鼓。山間の宿ならではのもてなしに、身も心も温まる。日帰り温泉もスタートした。
冷え性や肩こり、肌荒れなど、誰しも体の悩みは多少あるもの。そんな悩みに応える泉質の温泉を探し、旅の行き先や宿を選んでみませんか。悩みの改善に加えて、美肌効果や貧血の改善が期待できるなど、自分に合った効能の温泉に浸かり、リフレッシュしましょう。