《長野編》
露天風呂では「真湯」が掛け流しで堪能できる。“霊泉真湯”の名でも呼ばれる泉質に優れた湯で、気温や地温により乳白色・エメラルドグリーン・無色透明などさまざまな色に変化する。内湯では、無色透明で硫黄のにおいが強い「麻釜(おがま)」の湯を循環式で用意。噴火口から100度近い高温で湧き出る「麻釜」は野沢温泉のシンボル的存在だ。宿のもてなしは“目の前にいるひとりのお客さまにいま出来ることをする”をモットーにしているそうで、細かい心配りと優しさに寛ぐことができる。
最近の温泉宿では、湯殿や温浴設備に力を入れ、ゴージャスな湯浴みを堪能できる施設も増えています。宿の立地を活かした風呂では、大海原に沈む夕日を眺めながらの湯浴みを楽しめたり、大自然のなか、大切な人と満天の星を見上げながらの湯浴みをできたりと、シチュエーションもロマンチック。また、貸切風呂では、湯殿のほかにゆっくり休める専用リビングがあったり、サウナや岩盤浴が付いていたりする贅沢な施設もありますよ。