置賜三十三観音とは、「やまがた出羽百観音」を構成する3つの三十三観音の1つで、置賜地域に札所(寺院)が点在します。素朴ながらも厳かな霊場は、地域の人々の手により大切に守られ、四季折々の花とともに季節を巡る祈りの風景が、四方の山裾や、光あふれる田園地帯に点在しています。美しい風景を見ながら巡礼は気持ちもほどけるはず。
文/梅津千春(ART&旭)
置賜三十三観音とは、「やまがた出羽百観音」を構成する3つの三十三観音の1つで、置賜地域に札所(寺院)が点在します。素朴ながらも厳かな霊場は、地域の人々の手により大切に守られ、四季折々の花とともに季節を巡る祈りの風景が、四方の山裾や、光あふれる田園地帯に点在しています。美しい風景を見ながら巡礼は気持ちもほどけるはず。
文/梅津千春(ART&旭)
御本尊は「聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつ)」。小野小町が入湯して病を治したと伝わる小野川温泉を一望できる高台にあります。5月上旬~中旬はシャクナゲが見頃で、小野川観音の管理寺となっている宝珠寺は甲子大黒天(きのえねだいこくてん)を祀り、開運招福・商売繁盛の大黒様として親しまれています。こちらでは観音巡礼のご朱印のほか、約25種類の天然石から好みのものを選び、オリジナル腕念珠を作ることができます(2,000円/人※要予約)。誕生石やご利益などからチョイスして完成させましょう!
[DATA]
住所/米沢市小野川町2580
電話/0238-32-2929
時間/9:00~17:00
料金/拝観無料
定休日/無休
現在のお堂は1844(天保14)年に上杉家十三代・斉憲公が再建したもので、御本尊は「千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)」。茅葺き屋根と7年がかりで仕上げられたという優美な彫刻が見所です。高さ5mの石の地蔵尊や仁王門、千体地蔵堂、弘法大師堂が配された境内は、7月頃からあじさいが一斉に咲き乱れます。お堂のある笹野地区は笹野一刀彫の里としても知られ、鷹や干支などにちなんだ木彫りは種類も大きさも様々でお土産にもピッタリ。
[DATA]
住所/米沢市笹野5686-5
電話/0238-38-5517
時間/9:00~17:00
料金/拝観無料
2018(平成30)年にオープンした「道の駅米沢」は『じゃらん全国道の駅グランプリ2023』で第5位に輝くなど大人気の道の駅です。名物の米沢牛や米沢ラーメンが楽しめるフードコートのほか、地元農家さんが育てた旬の農産物、観光情報を豊富に取り揃えています。イチオシのメニューは、米沢牛の2種類の部位が食べ比べできる「米沢牛ステーキ2種盛りランチ120g(4,180円)」。部位は日替わりで提供とのことなので、どの部位が提供されるか気になる方は注文前にスタッフの方に聞いてみてくださいね。
[DATA]
住所/米沢市川井1039-1
電話/0238-40-8400
時間/コンビニ7:00〜21:00、買い物処9:00〜18:00、食事処10:00~18:00※平日のみLO17:30
定休日/無休
観音堂の創建は1734(寛保3)年。御本尊は「聖観世音菩薩」で川西町の置賜札所はここだけとなっています。大光院の境内全域は仏山となっており、小石を集めて経を書き、塚を積み上げて小塔婆を建てる「置霊(おいため)」という風習が昔から根付いていました。一説ではこれが置賜の語源とも言われており、置賜発祥の地とも呼ばれています。境内は四面天女の梵鐘や死後の世界で罪を裁く十体の仏を祀る十王堂、牛を祀る牛頭堂ほか、阿弥陀堂、地蔵堂など壮観な佇まいが見られます。
[DATA]
住所/川西町上小松2948
電話/0238-42-2666
時間/9:00~17:00
料金/拝観無料
協力
「やまがた出羽百観音」プロジェクト実行委員会
(株)ジェイアール東日本企画
編集長
播磨雄介
編集
阿部大亮、細淵佳奈子、石川 葵、福田桃子
大熊静香、吉川綾乃、白田麻依子、清水彩純、石田詩織
アドバタイジング
山﨑大河
デザイナー
ヒストリアル
HTMLコーダー
ヒストリアル
発行人
井上秀嗣
発行元
株式会社ブランジスタメディア
東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズスクエアビル
03-6415-1183