自然が広がる広川町に吹く風は、黒潮海流の天然のミネラルを豊富に含んでいます。そんな潮風を受けて育った、有田みかんをはじめとした果物や加工品などの特産品からは、町の恵みが感じられます。また地元の人々がアイディアを出し合い作り上げた「稲むら最中」など、地元の人のあたたかみを感じられる特産品も広川町にはあります。
文/松澤都呼
自然が広がる広川町に吹く風は、黒潮海流の天然のミネラルを豊富に含んでいます。そんな潮風を受けて育った、有田みかんをはじめとした果物や加工品などの特産品からは、町の恵みが感じられます。また地元の人々がアイディアを出し合い作り上げた「稲むら最中」など、地元の人のあたたかみを感じられる特産品も広川町にはあります。
文/松澤都呼
日本一のみかんの産地、和歌山県。中でも広川町は温暖な気候や風土により、柑橘類の栽培に最適です。甘くてジューシーな味わいの「有田みかん」は、400年以上にわたって、守り継がれている逸品。みかん栽培を初めて生計の手段に発達させるとともに、みかん農家・苗木農家・出荷組織が連携し、産地全体で日本一の「有田みかん」産地を形成、維持してきたことが認められ、「みかんの栽培の礎を築いた有田みかんシステム」が、2021年に日本農業遺産として認定されました。
生クリームサンドでおなじみの株式会社カワが届ける贅沢なフルーツアイス。和歌山県を代表する「温州みかん」はもちろん、みなべ町産の「南高梅」、紀の川市桃山町産の「あらかわの桃」、江戸時代には徳川家にも献上されたことで知られる「三宝柑」、かつらぎ町産の「干し柿」、広川町産の大粒の「ブルーベリー」など、和歌山の厳選果実をアイス職人が丁寧に閉じ込めた逸品です。
国内で水揚げされる脂のりが良い魚を、本来の旨味を引き出すために一尾ずつ丁寧に加工しています。食塩のみの味付けでソフト干しに加工した干物や、自家製調味液をじっくりと魚に浸透させ、より旨味・甘味を引き立たせたみりん干しで展開。海の幸を一年中味わえるよう、良質な食材を使用し、注文に合わせて生産しています。
地元の高校生のアイディアから生まれたお土産品。地元素材の天然塩「稲むらの塩」を使ったあんと、有田地方の特産「有田みかん」を使ったあんの2種類を使用。さらに工夫は味だけでなく、見た目にも。最中の表面には逸話「稲むらの火」の象徴、稲むらのイラストと、パッケージには物語が描かれています。アイディアと真心がつまった「稲むら最中」で広川町をご堪能あれ。
果肉から種まで真紅に色付く梅の新種「露茜(つゆあかね)」。梅の爽やかな酸味とスモモの甘みをあわせもつ希少な果実に砂糖のみを加えた、色と味わいに特徴をもつまろやかなジャムです。老化防止・眼精疲労軽減として注目されているポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富に含まれているのも魅力。料理を華やかにし、食欲そそる健康的な食卓をお手伝いしてくれます。
広川町の素材にこだわった手づくりサブレづくし。陽の光を浴びたレモン、稲むらの塩、そして、まちのきれいな水で育ったお米を原料として作った稲むら味噌を使用しています。“稲むらの火の里”のお母さんたちが愛情を込めて手作りしており、ほろっと、やさしい食感と素材が香る風味豊かな味わいです。お土産に町の恵みをお持ち帰りしてみてはいかがでしょう?