―― 宇都宮市を旅した1泊2日はいかがでしたか？

めちゃくちゃ楽しかったです！ 仕事で何度か来たことはあったのですが、こんなにたくさんのスポットを巡れたのは今回が初めてで、「東京から1時間もかからないところに、こんな良い場所があったんだ！」って発見できました。

―― 特に印象的だったスポットはありますか？

緑に触れて自然の香りを感じるのが好きなので、「若竹の杜 若山農場」の竹林ではすごくリフレッシュできました。竹林に包まれながら、大きなブランコに揺られる非日常感はたまりませんでしたね。「大谷資料館」にも特撮ドラマの撮影以来、久々に訪れることができました。地下空間に太陽の光が差し込む光景が神秘的で、まるでアニメみたいな世界が広がっていて、すごく格好良かったです。

―― 大谷資料館の隣にある雑貨店でお買い物もされていましたね。

個性的なデザインに惹かれて、大谷石の花瓶を「ROCKSIDE MARKET」で買いました。今回の旅では、ほかにもたくさんの魅力的なグッズに出会うことができて大満足です。特に宇都宮のお土産が揃う「来らっせ 本店」は入った瞬間から大興奮！ 大はしゃぎして、宇都宮餃子のガチャガチャを4回も5回もまわしちゃって（笑）。その甲斐あって、シークレットのレアなキーホルダーまでゲットできました！ ユニークな餃子のイヤリングもお気に入りのひとつになりそうです。

―― 旅先ではいつも買い物をされるんですか？

その土地ならではのものを買って帰るようにしています。旅の思い出ごと持って帰れるような気がして、部屋にいろいろな土地の思い出が増えていくことがうれしいんです。お酒も好きなので、地酒にもいつも注目しています。以前に北海道に行ったときには、ウイスキーとかお酒をいっぱい買っちゃいました。次に来たときは、宇都宮の日本酒やクラフトビールも買いたいなぁ。

―― お酒といえば宇都宮市はカクテルの街と呼ばれています。バーを訪れてみていかがでしたか？

バーに行った経験はほとんどなかったのですが、あまりにも楽しくてハマりそうです。大人なムードのカウンターに座って、マスターが目の前でつくってくださるカクテルを飲んで……。今回訪れたバー「夢酒（むっしゅ）OGAWA パイプのけむり」は佇まいがとても素敵で、レトロ好きな私としてはグッとくるポイントが満載でした。マスターの切り絵作品にも驚きましたね。「え、こんな細かいのを人の手でつくれるの!?」って。

―― 宇都宮市のグルメはいかがでしたか？

パクチー焼き餃子は感動もののおいしさでした！ 正直に言うと、パクチーはあまり得意ではなかったのですが、「餃子といえば芭莉龍（ばりろん）」のパクチーはびっくりするほどフレッシュで、餃子と一緒にもりもり食べちゃいました。餃子店といえば町中華の親しみやすいなイメージを持っていたのですが、店内のインテリアがとってもオシャレで新鮮でした。餃子職人の方々が手包みする様子を見られるのも楽しかったですね。手際良く包んでいく姿を、ずっと見ていたかったです。

―― 普段はどのように旅を楽しんでいますか？

実は、プライベートではあまり旅をしないんです……（笑）。私の家族はみんな計画を立てるのが苦手で、遠出することはほとんどありません。ただ、「今から行っちゃおう！」みたいなノリで、弾丸で近場に出かけることはたまにあるんです。山梨が私たち家族の定番の目的地で、サービスエリアを巡ってドライブしながら、河口湖とか自然の中でのんびり過ごす気楽な旅行を楽しんでいます。ほかにも、友達と箱根へ行ったりもしましたね。海外よりも圧倒的に国内派です！

―― 今後はどのように旅をしてみたいですか？

ひとり旅に興味があります。お仕事で行かせていただいて、大好きになった場所を改めて訪れてみたいと思っていて、大分と広島が有力候補です。どちらも懐かしい雰囲気が漂っているところがお気に入りで、最近フィルムカメラを始めたので、好きな景色を一枚一枚写真に収める旅ができたら楽しそうだなぁって。夜には一人で飲み屋さんに入って、一期一会の出会いができたら最高です（笑）。

―― 宇都宮市にもまた訪れたいですか？

もちろんです！ 宇都宮市はアクセスが良く、思い立ったら新幹線ですぐに来られるのでひとり旅にもってこいですし、計画を立てるのが苦手な私にぴったりです。次来たときは、餃子店がひしめきあう「餃子通り」にある5軒を全部はしごして、餃子の食べ比べをしたいですね。餃子とビールでお腹いっぱいになる旅を楽しみたいです！