宇迦橋（うがばし）の大鳥居から出雲大社の正門までの約700mの神門通り。そこには、バラエティ豊かな60以上の店舗が立ち並び、さらにその周辺にも名店が多数軒を連ねます。そこで今回は抑えておきたい、旅色厳選のおすすめスポットをピックアップ。
ガーナやベトナムなど世界各国のカカオ豆を厳選輸入し、焙煎、粉砕、すり潰しなどの工程を手作業で行っている、クラフトチョコレート専門店。着色料や添加物などを使わないオリジナルチョコレートは全12種類で、お土産にぴったりです。古民家をリノベーションしたレトロでおしゃれな雰囲気の店内では、ホットチョコレートやカカオビールなどが楽しめるほか、八天堂とコラボレーションした「くりーむパン」などフードメニューも充実。かわいいボトルに入った「ロイヤルカカオミルクティー」はテイクアウトにも最適です。
住所／出雲市大社町杵築南765-1
電話／0853-53-5310
時間／10:00～17:30
定休日／不定休
島根県産の良質な牛乳や卵、イチゴなどの素材を厳選し、店内の工房で作られているチーズケーキは、出雲を代表するスイーツです。生クリームチーズケーキとベイクドチーズケーキの2層に分かれているのが特徴で、チーズをそのまま食べているような濃厚さ。味はベーシックな「ちーず」（460円）から、出雲ならではの「ぜんざい」、産地直送で作られる「シャインマスカット」など全8種類。店舗では、チーズケーキをサクサクの最中で挟んだ「ちーもな」（280円～）や、ドリンク感覚で楽しむ「飲めるちーずけーき」（600円～）など進化系スイーツを堪能できます。
住所／出雲市大社町杵築南833-3
電話／0853-31-4811
時間／10:00~17:00
定休日／水曜日
出雲出身の店主が2022（令和4）年に、出雲地方の薬草や和洋のハーブ、山陰地方の海と山の幸を使用したヘルシーメニューを提供するお店をオープン。隠れ家のような雰囲気の店内で、体に優しいご飯を味わえると人気です。自家製の大豆ハンバーグをサラダ感覚で食べられるライスボールは色彩も栄養も満点。卵や乳製品を使用していないのでヴィーガンの方も安心です。朝食はちょっと贅沢に「美肌薬膳粥朝食」（900円）。“美肌県”ともいわれる島根のハト麦や数種類の古代米を使用し、丁寧に仕上げています。早起きして体の中から自分を労わってみるのはいかがでしょう。
住所／出雲市大社町杵築南861-1 2F
電話／0853-77-7159
営業時間／9:00～16:30（LO16:00）
定休日／水曜日
1882（明治15）年に創業、大正天皇や昭和天皇にも料理を献上したという老舗料理店。日本海の魚介類が味わえる「海鮮丼」や、島根県の観光課の企画にも登録される「縁結び膳」など、地元食材を使った食事をたっぷりと楽しめます。なかでも注目は「うず煮」。ご飯をうずめながら食べる珍しい料理で、フグと野菜の旨味が口いっぱいに広がります。地元の酒造会社が作った純米吟醸を中心に、お酒も豊富に用意。縁結びの神さまを祀る出雲大社のおひざもとで、伝統的な味を銘酒とともに堪能しましょう。
住所／出雲市大社町杵築東489-1
電話／0853-53-2017
営業時間／昼：11:30～14:00、夜：17:30～21:00（LO20:00）
※夜は要予約
定休日／不定休
大社町海沿いに店を構える本格イタリアレストラン。名だたる著名人や皇族にも食事を振舞ってきたシェフが、出雲の食材を贅沢に使用した料理を提供してくれます。ディナーでは、日本百景にも選ばれた絶景の夕日を眺めながらコース料理を味わえるのが大きな魅力。50人規模の披露宴やパーティなども開催可能です。また、1日1組限定で宿泊できる「プレジデンシャルアンティークルーム」やアンティークショップ「フォルトナ」も併設。のんびりと果てしない海を独り占めしながら、日本海産の幸を味わい尽くしましょう。
住所／出雲市大社町杵築西赤塚1648-2
電話／0853-25-8172
営業時間／昼：12:00～15:00（LO14:30）、夜：17:30～21:30（LO21:00）※料理は要予約
定休日／火曜日
