令和6年能登半島地震の影響により当該地域の交通網や施設等へ被害が出ている場合があります。
ご旅行を検討の際には各種報道や行政からの発表内容を必ず事前にご確認ください。
- 1泊2日
- 2日目
新潟・十日町へ温泉旅 坂口安吾ゆかりの地へ
- 十日町、新潟(新潟県)
- 予算:26,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
・レンタカー代は別途
更新日:2022/10/06
新潟県十日町市松之山は、安吾の姉の嫁ぎ先でした。嫁入りしたのは、松之山の名家・村山家。その姉を頼って、安吾自身も頻繁に松之山を訪れています。当地での体験は安吾の創作に大きな影響を及ぼし、彼の作品にはしばしば松之山が登場します。さあ、それら作品の現場を観光していきましょう。
鉢&田島征三(たしま せいぞう) 絵本と木の実の美術館
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」で誕生した空間絵本美術館。十日町市鉢集落の中央に残る旧真田小学校の木造校舎を舞台に、通っていた子どもたちの笑い声やおしゃべりを食べるオバケ「トペラトト」など、さまざまな生きものが作品となって校舎の中を飛び回る。
Photo:Yoneyama Noriko, Akimoto Shigeru, Ishizuka Gentaro, Nakamura Osamu
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 2000年から、3年に1回開催されている世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭」。それは、新潟県越後妻有(十日町市、津南町)の広大な地域(約760平方キロメートル)を美術館に見立て、地域に根ざした作品を制作・展示する芸術祭です。こちらの美術館は、そうした芸術祭の中核をなすプロジェクトとして、越後妻有に残る空家・廃校を作品として再生し、地域の記憶や知恵を継承しようとする取り組みから生まれました
- ★ 2022年は「大地の芸術祭」の開催年にあたり、企画展が目白押し。集落・地域コミュニティの一部として活用され続ける同美術館の在り方こそ、まさにアートではないでしょうか?
- ★ こちらでは、小学校が廃校になった2005年当時に最後の在校生だったユカ・ユウキ・ケンタと、学校オバケたちが登場する物語が展開されています。体育館に展示されているユカ・ユウキ・ケンタのオブジェは動きます! 現地でその仕組みを解き明かそう
小嶋屋総本店 亀田インター店
新潟名物「へぎそば」の老舗として、つとに有名。大正11年、初代小林重太郎が中魚沼郡川西町木島町(現・十日町市中屋敷)において、農業の傍ら日本蕎麦専門店を開業したのがはじまり。当初の屋号は、小林の姓から「小」、木島町から「島」を取り「小島屋」だった。昭和46年に小嶋屋へ改組。以来、100年の歴史と伝統を守る。
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 「へぎそば」とは何でしょうか? 「へぎ」は「剥ぐ=はぐ=へぐ」のなまりで、木を剥いだ板を折敷(おしき:食器、杯などを載せる木製方形の盆)にしたもののことであり、ざるそばやせいろ同様、この「へぎ」を器にして盛られたそばのこと、だそうです
- ★ そばは打つ際に、つなぎを使います。そのつなぎに、そば屋として初めて布乃利(ふのり=布海苔)を使用したといわれているのが小嶋屋総本店初代・重太郎。魚沼地方は織物が盛んで、糸をぴんと張るために布海苔(海藻の一種)を使っていました。その布海苔に着眼し、重太郎は独自のそばを生み出しました。元祖へぎそばのいわれです
- ★ 画像でお分かりになる通り、織物をするときに糸を撚り紡ぐ(よりつむぐ)ような並べ方で、そばが「へぎ」に盛り付けられています。織物文化の美的感覚・感性と、その伝統に対する誇りが伝わってくるようです
安吾 風の館(旧市長公舎)
坂口家から寄贈を受け、8,000点に及ぶ遺品・資料を分類整理。平成21年7月から、坂口安吾の生まれ育った中央区西大畑町に立地する旧市長公舎を活用し、遺品・所蔵資料などの調査研究を進めるとともに、さまざまなテーマによる展示を行い、新たな坂口安吾の魅力を発信する。
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 無頼派(ぶらいは:第二次大戦直後の一時期、反俗・反権威・反道徳的言動で時代を象徴することになった一群の作家たち)・坂口安吾の生家は今はもうありませんが、この旧市長公舎のすぐ近くだったそうです。安吾は、新潟市の中心地、繁華街に生まれた都会っ子だったのです。周辺には坂口安吾の生誕碑や詩碑など、ゆかりのスポットも多いので、ぐるりと巡る行程もいいかもしれません
- ★ 建物は、歴代市長の居住や執務、そして重要な来賓を招く場として使用してきた公舎です。戦後になると、主に首長や海外からのお客様など、公的な接客の場として利用されてきたそうです
- ★ 大正11年10月の竣工のこちらは、現存する最古の市長公舎といわれています
鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 豪商・齋藤家の四代齋藤喜十郎が、大正7(1918)年に別荘として造ったもので、大正時代における港町・商都新潟の繁栄ぶりを物語る文化遺産です
- ★ 見学される方々からは「街中にこんな自然があるなんてびっくり」といった声がよく聞かれるそう
- ★ 邸内は職人たちの凝らした意匠が散りばめられています。二階のトイレの小窓が伝統的な猪ノ目窓(ハート形)になっていて、あるあるネタとしてカップル客の評判になっています
- ★ 庭園では、滝の近くに仙人の石像が隠れています。見つけられたらラッキー
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