周囲に気兼ねせず、プライベートな空間で食事をゆっくり堪能できる部屋食や個室食。大切な人と過ごす特別な時間や、ひとりでゆっくりしたいときにも、おすすめです。ここでは、「旅色」読者が選んだ部屋食・個室食を楽しめる宿の人気ランキングをご紹介します。
毎週月曜更新:30日間の閲覧数での集計
1位
長野県 / 長野市
長野県 / 長野市
信州長野市の名刹・善光寺から国道406号を車で西に約40分。明治時代初期から佇む古民家を改修した小さな宿が、“谷の都”と呼ばれる鬼無里(きなさ)にある。囲炉裏を設え、古き良き趣を残した薪で沸かす檜風呂や書院のある客室でゆったりまったり寛げるのが嬉しい。また、庭にはたき火炉があり、バーベキューや薪割りなどアウトドアの体験が宿でできる。非日常の空間で、静かに流れる時を過ごせることだろう。季節の移ろいを五感で感じられる家、日本の原風景が残る鬼無里で、人や自然と対話する体験と滞在を楽しんでみては。
2位
長野県 / 下諏訪温泉
長野県 / 下諏訪温泉
300余年前、甲州街道と中山道が合流する地に宿場町として栄えた下諏訪温泉。「聴泉閣かめや」は、江戸時代より中山道下諏訪宿の本陣宿として長い歴史を誇り、明治以降は、芥川龍之介、与謝野鉄幹・晶子、島崎藤村といった文豪たちが宿泊した由緒ある湯宿だ。2013年11月には館内をリニューアルし、昔の趣きある名残と現代の居心地よさが融合した空間が広がる。古人も眺めたという林泉式庭園や、幕末のロマンを感じる皇女和宮ゆかりの「上段の間」など、歴史と文化が薫る宿で特別な休息を。
3位
長野県 / 軽井沢
4位
長野県 / 上諏訪温泉
長野県 / 上諏訪温泉
諏訪湖のほとりに佇む現代数寄屋造り12階建ての和風宿。眼下に広がる湖、遠くに望む槍ヶ岳や穂高岳など、信州の雄大な自然の眺めに旅情を感じる。京都で生まれ、育ち、修業した総料理長による会席料理は、山菜、川魚、高原野菜、キノコ、信州牛など信州の食材を中心に、全国各地の旬の味覚や築地直送の魚介類を巧みに取り入れている。また、24時間入浴可能の湯量豊富な温泉では、いつでも湯浴みを満喫できる。自然のぬくもりが込められたもてなしに、心の芯から癒される格別な休日をどうぞ。
5位
長野県 / 蓼科温泉
長野県 / 蓼科温泉
蓼科の歴史と文化を守り続ける、大正15年創業の湯宿。約3万冊の蔵書が並ぶライブラリーラウンジで、グラスを傾けながら書に浸る、贅沢な大人のおこもりステイを愉しめる。各室で趣や風景が異なる客室は、風情にあふれ旅情たっぷり。自家源泉の親湯温泉が注ぐ露天風呂や貸切露天風呂では、蓼科の自然を間近に感じながら湯浴みを満喫できる。個室食事処では、地元の幸を活かした“蓼科 山キュイジーヌ”に舌鼓。信州の地酒や“NAGANO WINE”とのマリアージュが心を奪う。
6位
長野県 / 上諏訪温泉
長野県 / 上諏訪温泉
長野県の諏訪湖畔に立つ、1日8組限定の温泉宿。屋上にある混浴の展望露天風呂(湯浴み着着用)や、全8室の客室すべてに設える半露天風呂で、諏訪湖の絶景を一望しながらゆったりと湯浴みを愉しめる。ここでしか味わえない景観と温泉によって心も身も癒された後は、厳選した季節の素材を信州・諏訪の調味料で仕立てた美食の数々に舌鼓。食後は、館内の「地酒Bar」にて、地元の酒造が醸す地酒で一日の余韻に浸るのもまた良し。大切な人と大人の贅沢をゆるりと満喫するのにぴったりな宿だ。
7位
長野県 / 別所温泉
長野県 / 別所温泉
上田電鉄別所温泉駅より無料シャトルバスで約2分、徒歩約7分にある創業150余年の老舗旅館。信州最古といわれる別所温泉は、肌がつるつるすべすべになる“美肌の湯”として親しまれ、源泉100%掛け流しの露天風呂、内風呂、サウナが愉しめる。客室は2015年のリニューアルで和モダンに生まれ変わり、上質なシモンズ社製のベッドや、障子と畳などで使いやすい空間に。部屋数が少ないからこそのもてなしに寛ぎたい。夕食は4種類の会席が用意され、「信州プレミアム牛」のフィレとサーロインをメインに多彩なメニューを堪能できる。
8位
長野県 / 信州新町
長野県 / 信州新町
“ひつじの町”として知られる長野県・信州新町の豊かな自然の中に佇む温泉宿。日本で流通している羊肉の99%以上は輸入品だが、信州新町は日本で数少ない羊肉の名産地。なかでも特に美味しいと評判のサフォーク種を飼育しており、「さぎり荘」ではこの肉を使ったジンギスカンなどの絶品料理がいただける。ほかにも、「信州牛のすき焼き」や「信州そば」、地元のはぜかけ米を炊いたご飯が楽しめるとあって、食事目当てに訪れる人も。“万病に効く”と地元で愛され続けている天然温泉「信州不動温泉」にもファンが多い。