奈良時代に開湯したいわき湯本温泉。「日本三古泉」として道後温泉、有馬温泉と並び称されたといわれる歴史ある温泉地です。
道後温泉、有馬温泉とともに「日本三古泉」として知られるいわき湯本温泉 。1600年以上の歴史を持ち、江戸時代には浜街道唯一の温泉宿場町として、文人墨客が多く訪れました。明治に入り大規模な石炭採掘で一時期湯脈が途絶えたものの、旧常磐炭鉱内から大量の湯が湧出したのをきっかけに温泉地として復活しました。
1897年には常磐線が開通し、いわき湯本温泉のすぐそばに湯本駅が誕生しました。その後も高速道路が次々と完成。首都圏からのアクセスがますますよくなり、たくさんの観光客が訪れています。海からほど近い場所にあり、一年を通して温暖な気候に恵まれ、新鮮な海の幸を存分に楽しむことができるのも大きな魅力です。
シチュエーション別
総合評価
5.0
5.0
温泉テーマパークや東北最大級の水族館など、人気のレジャー施設で思いっきり遊んだ後は、宿でのんびりが一番。
5.0
平安時代の浄土式庭園を兼ね備えた「願成寺 国宝白水阿弥陀堂」など、歴史の薫り漂うスポットを訪れるのも素敵です。
5.0
海辺のショッピングモールで買い物やグルメ三昧のあとは、きらめく海を眺めながらふたりきりの時間を楽しんで。
4.5
効能豊かな温泉にたっぷり浸かり、ひたすらのんびり。何もしない贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
5.0
「湯の街コース」などサイクリングコースが充実しているいわき。爽やかな風を感じながら温泉街の周辺を巡ってみては。
4.5
ペットと一緒に泊まれる温泉付きホテルもあるいわき湯本温泉。「鶴のあし湯広場」には、ペット用の足湯もあります。
泉質は硫黄泉。血管を拡張する効果が期待され、高血圧や冷え、しもやけなどでお悩みの方におすすめです。また弱アルカリ性であることから皮膚表面の角質層を溶かし、肌の新陳代謝を活発にする「美人の湯」としても愛されています。
〒972-8321福島県いわき市常磐湯本町
JR湯本駅下車
いわき湯本ICから車で約10分
いわきの冬の味覚の代表といえば「あんこう鍋」。プリプリとした食感と旨味が絶品で、体も温まって元気になります。また、ホッキ貝の貝殻に贅沢にウニを盛りつけ、炭火で蒸し焼きにした「ウニ貝焼き」は、いわきの郷土料理。濃厚な味わいでごはんもお酒もすすみます。
ぜひ訪れてほしいのは「願成寺 国宝白水阿弥陀堂」。浄土庭園を兼ね備えた平安時代後期の阿弥陀堂建築は他に類を見ない優美さです。大自然を満喫するなら、迫力満点の滝や断崖・奇岩を楽しめる夏井川渓谷へ。春のアカヤシオの花、夏の新緑、秋の紅葉が彩りを加えます。