北海道の三大温泉郷のひとつに数えられる古くからの名湯で、オーシャンビューが素晴らしく、函館観光の拠点としても人気です。
「函館の奥座敷」と呼ばれた湯の川温泉は、開湯が1653年と北海道の中でも歴史が古い温泉です。松前藩主の病を癒したのが湯の川温泉の発祥とされ、箱館戦争時には、旧幕軍の榎本武揚もお湯に浸かったといわれています。明治時代に湯治場が開業して以降、温泉街は賑わいを見せ、現在も函館観光の拠点となっています。
函館市の東側に位置する湯の川温泉は、函館空港から車で約5分、JR函館駅からはバスで約25分と交通至便な立地。温泉街の中央を松倉川が流れ、海に近いため、オーシャンビューが楽しめるのも魅力のひとつです。近隣の「香雪園」や「トラピスチヌ修道院」などのほか、函館の観光スポットへのアクセスもスムーズです。
シチュエーション別
総合評価
5.0
4.5
湯の川エリアでは「函館市熱帯植物園」がおすすめ。12月~5月はサル山で温泉に浸かる猿たちが大人気です。
5.0
少し足をのばして「トラピスチヌ修道院」や「香雪園」へ行ってみましょう。しっとりとした時間を過ごせます。
5.0
函館へ出て、金森ベイエリアから元町教会群を歩き、函館山で宝石箱のような夜景に酔いしれましょう。
4.5
箱館戦争で激動の歴史の舞台となった「五稜郭公園」で、しばし土方歳三に想いを馳せてみては。
4.5
異国情緒漂う函館の西部地区で、歴史的建造物と坂をめぐるひとときは非日常を感じさせてくれます。
5.0
湯の川温泉にはペット同伴客室のある宿があり、根崎公園ではドッグランを無料で利用できます。
藩主の病をも治した湯の川温泉のお湯は無色透明、無臭でしっとりとした肌ざわり。源泉は約65℃と高温のため、適温にして供給する方式をとっています。保温効果が高く、湯冷めしにくいといわれており、冷え性のほか、婦人病、胃腸病などに効果があります。
〒042-0932北海道函館市湯川町
函館空港から車で約5分、函館市電湯の川温泉駅から徒歩約15分
大沼公園ICから車で約40分
湯の川温泉がある渡島半島は三方を海に囲まれ、周辺の海は格好の漁場です。一年を通じてボタンエビやマグロ、ウニ、キンキなど多彩な魚介類が獲れ、 夏から初冬にかけては朝、水揚げされたばかりのイカを楽しめます。刺身や寿司、天ぷらや焼き物など心ゆくまで味わいましょう。
温泉に浸かる猿が人気の「函館市熱帯植物園」や「トラピスチヌ修道院」、「香雪園」などが見どころの湯の川温泉。函館に足をのばせば、異国情緒たっぷりの元町エリアや金森倉庫群、函館山の夜景、歴史の舞台となった五稜郭など、満足感の高い観光ができます。