大分県のほぼ中央部にある由布院盆地に位置する温泉地で、約900もの源泉数と全国2位の温泉湧出量を誇ります。
大分県の中央部に位置する人気温泉地の由布院温泉は、もともとは小さな温泉街でした。大正時代に油屋熊八が別府の奥座敷として温泉保養地としたことがはじまりとされ、当時訪れた著名人に、犬養毅、北原白秋、与謝野晶子がいます。平成に入って、まちづくりと鉄道の整備などによって注目される温泉地となっていきました。
「豊後富士」と称えられる標高1584mの由布岳をシンボルに、周囲を1000m級の山々に囲まれる盆地の中に位置し、土産物店や食事処、旅館が多数軒を連ね、年間を通して全国各地から訪れる観光客でにぎわっています。のどかな田園風景が広がり、そのなかに点在する美術館やギャラリーも魅力のひとつです。
シチュエーション別
総合評価
5.0
4.5
子連れで楽しめるプランがある温泉宿のほか、「湯布院フローラルビレッジ」には子どもの大好きなアイテムがいっぱい。
5.0
由布岳や金鱗湖といった絶景を散策で楽しむのもよし、ロケーション満点の宿でしっぽりとくつろぐのもおすすめです。
5.0
プライベート感たっぷりの内湯付き離れの宿はいかがでしょうか。観光辻馬車での湯布院巡りもほっこりできます。
5.0
カフェや美術館なども多い由布院温泉なら、ひとり時間も充実しそう。部屋食の宿で気兼ねなく過ごすのもいいですね。
4.5
土産物店や雑貨店が立ち並ぶ湯の坪街道の散歩や、レンタサイクルで湯布院の田園風景を愛でるのも楽しいひと時です。
4.5
ペットOKの温泉宿やカフェ・レストランのほか、ペット同伴可の美術館やペットと陶芸体験を楽しめる施設もあります。
疲労回復など一般的な効能のほかに、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態に対して適応があるとされています。単純温泉は比較的刺激が穏やかなため、ゆっくりと浸かって由布院盆地のすばらしい景観を堪能し、心身ともにリラックスするのに向いています。
温泉水1kg中の溶存成分(ガス成分を除く)が1,000mg未満で、湧出時の泉温が25℃以上のものが単純温泉。やわらかな肌触りで、肌への刺激が少ないのが特徴です。このうちpH8.5以上が「アルカリ性単純温泉」で、湯上りに肌がすべすべとした感触になるため、“美肌の湯”と呼ばれています。ほぼ全国各地にありますが、代表的な温泉地には岐阜県の下呂温泉、愛媛県の道後温泉などがあります。
温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩化物イオンの泉質が塩化物泉。海水成分に似た食塩を含む無色透明の湯で、皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐことから湯冷めしにくく、“熱の湯”や“温まりの湯”と呼ばれています。塩分の殺菌効果が、切り傷ややけど、皮膚病などに効能を発揮します。単純温泉の次に多い泉質で、静岡県の熱海温泉や兵庫県の城崎温泉などがあります。
〒879-5102大分県由布市湯布院町川上
大分空港からバスで約55分、JR由布院駅下車
由布院ICから車で約10分
豊後牛を使った料理は、ステーキ、シチュー、カレー、牛まぶしなど、和洋問わず多くのお店で味わうことができます。郷土料理「だんご汁」は定食屋や食堂などで地元の雰囲気を感じながら堪能しましょう。コロッケやバーガー、ロールケーキなどの新顔グルメも続々生まれています。
湯の坪街道では、土産物屋や飲食店をぶらぶらめぐってみる温泉地らしい過ごし方ができます。「金鱗湖」では、遊歩道での散策のほか、湖畔の美術館やカフェでのんびりできます。由布岳でのトレッキングや、やまなみハイウェイへのドライブも爽快です。
絶景スポット、美術館、テーマパーク、土産物店や雑貨店が立ち並ぶ通りなど、観光スポットが目白押しです。
老舗旅館や観光ホテルの温泉のほか、日帰り入浴施設や共同浴場など、さまざまなお湯を堪能できます。
高い知名度と人気を誇る由布院温泉。幅広い層がくつろげる宿が軒を連ねています。
「豊後牛」「だんご汁」「とり天」などの地元の味はもちろん、近年は新顔のグルメも続々登場しています。
九州の軽井沢と呼ばれる由布院温泉。温泉地らしい過ごし方はもちろん、リゾートらしい楽しみ方もできます。