《大分編》
四季の移ろいが美しい由布院に佇み、季節によって違う顔を見せる庭園に囲まれた湯宿。約1万坪の広大な敷地内には、梅や桜、水芭蕉の湿原や、ホタルが乱舞する小川や小路がある。木の温もりあふれる館内では、特別な休息時間を提供。自慢の大露天風呂や広々とした貸切風呂などで由布院温泉を満喫し、地元食材をふんだんに使った由布院の旬の品々に舌鼓を打とう。客室は、ベッドルーム付きの和洋室タイプが中心で、本邸14室、離れ12棟を用意。“心も体も潤う旅”を求める人におすすめの宿だ。
旅の目的は人それぞれですが、食事が目当ての旅も楽しいですね。鱧やカニなど、その時季に旬を迎える魚介や、筍や松茸などの山の幸など、その土地でいただく名物の旬の味覚は、ほかでは得難いものです。また、熟練の料理人が腕を振るった見た目も美しい会席料理や、名シェフが素材からこだわって仕上げた芸術品のようなひと皿など、一度は食べてみたいと思う料理はたくさん。プライベートな空間で、そんな美食を存分に堪能しましょう。
別府の奥座敷、昭和元年創業の純和風旅館。四季折々の自然に抱かれる約6,000坪の広大な敷地内に点在するのは、わずか11棟の客室。金脈が静かに眠るというこの地に、いつの頃からか湧き出したという“金の湯”が、訪れる人を癒す。その豊かな効能は、男女別露天風呂のほか、客室専用の内湯や露天風呂にて、掛け流しで堪能できる。また、旬の幸と豊後の幸を活かした月替りの懐石料理も愉しみのひとつだ。木や花、鳥の声、清流のせせらぎ……。自然を五感で感じながら、ゆるりと心の浄化を。